「バイクからセダンへそしてデイブレイクに」

　最近更新していない私のホームページにあるように、以前から北海道大好き人間です。
カミサン連れでバイクに乗っているときは、専ら「とほの宿」のような安宿に泊まって
いました。その後セダンの時代は、ご多分に漏れずタープとテントで設営していました。
　
　しかし長旅になると毎日のセッティングにさすがに疲れます。そこでリタイヤを数年
後に控えたある日、カミサンとの家族会議の結果キャンカーを入手することにしました。
造る事は嫌いではないので最初はバンコンの改造を考えていました。しかし現地で隣り
にトラックコンバージョンが止まったなら、絶対後悔するであろうと思いそれはやめま
した。

　デイブレイクに決めた決定打はMCLEYの融通さと、「床下設置発電機」です。しかし
今の方がもっと意見を聞いてくれていますね＞渡辺さん。

　よく後から単独で発電機を載せている方がいますね。ちょっと考えてみてください。
重い本体を降ろしてケーブルと共にうるさくない距離まで運び、やおら何回かスタータ
を引っ張り始動しなければなりません。燃料の補給や雨でも降ってきたらどうしますか。
手は汚れるし、冷めるのを待ってまた運び上げなければなりません。

　「床下設置発電機」ならスイッチ一捻りです。ガソリン車ですから補給は必要ないし、
運転席まで始動スイッチを延長してありますので走りながら炊飯器を使用し、現着時に
はご飯が炊けているなんてこともよくやります。こうすれば騒音の問題も解決です。

　吾が車のエアコンは品物は同じなのですが、よく利きますよ。オリジナルは冷気の吹
き出し口が前後方向になるよう、真下で薄い鉄板で塞いであります。その薄板を取り外
して真下に冷気が出るようにするのです。夏の昼下がりや温泉から出てきたときなど効
果抜群です。それだけですと冷え過ぎますので、30センチ四方位のプラ板を移動できる
ようにベルクロで留めます。位置を調整すれば前後方向と真下にも出すことも可能です。

　９０Ｌの冷蔵庫は氷ができるくらい冷えますが、その冷却エネルギーは熱として車内
に放出されます。夏の夜はますます寝苦しくなります。冷蔵庫の真上の天井の上にファ
ン付きのキノコベントを取り付けました。これでも効果はあるでしょうが、工作好きの
私としてはつまりません。冷蔵庫収納ボックスの上に10Φ位の穴を開け蛇腹でキノコベ
ントと接続しました。加工は秋でしたので今夏効果がわかります。

　天井には真中にエアコンがドンと載っていますがまだスペースはあります。自動追尾
のBSと無指向性のTVアンテナを取り付け、Navin'You用のナビアンテナが数個、そして
80Wのソーラバッテリが載っています。ソーラバッテリはもう一つ載りますね。TVは地
デジ対応の19インチですが、インバータで動かすと7Aは食います。

　またIH調理器や電子レンジ・ニクロム線電熱器・ジューサー・魔法瓶式電気ポット・
扇風機・500Wハロゲン灯なども積んでいますが「床下設置発電機」あってのものです。
他にもガチガチのセキュリティーなど人様のやらないことをイロイロやっていまが、
かように弄繰り回すのが好きな人には実に面白いおもちゃです。

　今年はしがらみがなくなたので、北海道には6月ごろからキャラバンに出たいなと思っ
ています。一昨年は愛媛のデイブレーカーと出会いましたが、今年はどなたと巡り合う
か楽しみです。背中には主に北日本の神社仏閣のお札シールをペタペタ貼ってあります
ので、気軽にお声をお掛けください。