「グリーク４８０」にお乗りの北海道在住のユーザー様よりレポートをいただきました。
デイブレイク「グリーク480」にして満足
ハンドルネーム ボンゴ愛好者
都道府県名 北海道
ベース車両 マツダボンゴトラック
使用期間 1年3か月 平成26年2月現在
生年月日 1950年
性別 男
趣味 車旅・他人があまり乗らない車が好き
車の運転が好きでしたので、仕事をしていた現役中も車で全国各地を休みを利用して
歩いていました。退職したら、RVの後部座席を外してコンパネを敷いて布団を積んで
全国各地を車旅をするべく計画を立て、道内の道の駅に練習を兼ねて宿泊を試みまいた。
しかし、冬は寒くエンジンをかけ、ヒーターなしでは寝れません。そして車内は狭く着替えを
するのも大変。荷物も2～３泊を超えるようになると、さらに狭くなります。
やはり、本格的なキャンピングカーがほしくなって、定年退職後ネットで中古のB社製作の
ハイエース架装キャンパーを見つけさっそく購入しました。中は立って歩けましたし最初は
気にいってましたが、２０日以上の長旅になりますと、狭い、荷物置き場が少ない、疲れた
夕方にいちいちベット展開が面倒、サブバッテリーは一日の走行距離が短いので充電が
出来ず、夜にテレビ・冷蔵庫、明かり、FFヒーターが使えず苦労しました。
そこで、これからのことも考えて女房と相談し、
１、寝るときにベット展開しなくてもよいように二段ベットがある
２、電気を十分に使えるよう最初から発電機があること
３、孫を乗せるためには、トイレルームが必要
４．冬の北海道の旅を考えて断熱対策
５、自分の車庫の高さから２ｍ７０ｃｍ以下であること
６、全国の道路事情・駐車場を考慮し幅は２ｍ長さは５ｍ以内
７、長旅にそなえて、荷物が整理しやすく・十分広いこと
８、燃費を考慮し、車重が重くないこと
たくさんの希望があり書き出すときりがありませんが、こんなキャンピングカーを探し、札幌
のキャンピングカーショーに通ったり、雑誌で研究したり、ネットで検索したり、最終的に京都
の「マックレー」社のグリーク４８０に心の中では決めて、女房と平成23年10月にハイエースキ
ャンピングカーでマックレー社を訪れて現物を見せていただき、ちょうどグリークの展示車とこ
れからユーザーに引き渡すグリークの2台を小川さんに見せていただき、イメージが現実のも
のとなって、購入することに決めました。ところが納車は1年後ということでした。ちょうど一年
経った平成24年10月に念願のグリーク４８０が完成、さっそくフェリーや電車・地下鉄を乗り継
いで京都マックレー展示場まで受け取りにいきました。
その後は和歌山の紀伊半島を一周したり。山陰山陽途方。九州の北部を車旅をし、今日に
至っています。
さて、購入のきっかっけなど長く書きましたが、マックレーのキャンピングカー「グリーク」と車
旅した感想を書きたいと思います。
まず、ボンゴトラックでありますので、走行中ですが橋の継ぎ目で跳ねること（少し空気圧を
1割程度減らして解消） 風が強い日は横揺れしハンドル操作にも影響します（夜の宿泊の道
の駅でも風が強いでかなり揺れて心配でした）しかし、これらは島根県のスマイルフアクトリー
社のキャンサス（後輪エアサス・前輪プロコンプ）装着で現在は安定感があり快適に走行でき
ます。轍（わだち）でのハンドル操作の不安定もなくなりました。
あと一つ気になったことは、冬期間の路面凍結時にたとえばコンビニの駐車場からツルツル路
面の一般道に出るときにハンドルを切っても前輪が軽いために曲がらずに滑ってまっすぐに押
されてしまうことです。（ここは慎重になるしかありません）
最後に完全自立型キャンピングカーグリークの良さです。
①後輪ダブルタイヤで走行安定性があります。それと軽四輪のタイヤ径が小さいので
後部が低床なため乗り降りしやすく、このことも走行安定につながっているのかもしれません
②本州各地を車旅をすると、観光地が近くにあるために1日当たりの走行距離が伸びず（１００ｋｍ
未満の日が多い）サブバッテリーに電気が溜まらず夜にTV見て電燈をつけ更にFFヒーターもつ
け・冷蔵庫でも利用しようものならすぐにTVが消えてしまいますが、発電機がありますので、日
中から先を読んで発電機を回すなりして解決出来ます。
③二段ベットがあるおかげで夜に疲れたら、すぐに寝ることができ、ありがたいことです。
④収納場所が多く使いやすいので助かっています。
⑤発電機は室内にいると音は全然気にはなりませんが、外の音は確かに気になりますが、風向き
を考慮し、大型車は冷蔵庫があるので一晩中エンジンをかけていますので、大型車の近くで発
電機を回すと、周りに聞こえにくくなります。（工夫してます）それと燃料タンクと発電機の燃料は
直結してもらってますので、燃料切れに心配はありませんし、室内から発電機の運転も停止出
来ますから助かっています。
⑥グリークの形は女房ともども気に入っています。もちろん白基調の色使いも気に入ってます。
⑦リッター当たりのキロ数は７～８ですが、ガソリンエンジンでトラックとは思えない静けさです。
⑧最後に、マックレー社の渡辺社長、小川店長さんには、契約後の数々の追加注文にも対応して
いただき、購入後もメンテナンス含めてわかりやすく説明していただいたおかげで快適な車旅を
続けています。
私が運転できる限り、グリークは乗り続けていくと思います。札幌にいる息子や、盛岡の娘婿に
貸して孫ともども楽しんでもらえば嬉しいかぎりです。