マックレーが何故、発電機・ルーフエアコンにこだわるのか!
それは貴方が大きく影響される問題だからです。

●キャンピングカーを買われる目的の多くは、美しい野山の景観を求めるだけでなく、名所旧跡を求めて市街地の観光旅行、ショッピング、アウトレットなどを巡るなどで、「駐車し易く」「小回りが効く車」で「生活する」「寝る」「納める」機能が整っていることが条件なのです。ショー会場や展示場ではソファに座り、キッチンの使い勝手やベッドの寝心地などは分かりますが、「見えない空気」の状態までは使ってみなければ分かるものではありません。いくらその他の装備にお金をつぎ込んでも空調設備の無い車で寝るのは苦痛以外の何者でもないと、冷静に考えてみれば想像できるでしょう。ホテルで寝る方が疲れも癒せます。空調の無い車は使える季節・涼しい地方に限られるのです。温度よりも湿度の高さで苦しさを味わい、温暖化で熱帯夜が続く車旅に網戸とベンチレーターファンだけで耐えられるとお思いでしょうか、目に見えない空調がキャンピングカーには如何に必要かご理解頂けたでしょうか。

 

今、お住まいの所では幸いにも自宅や仕事場で空調をそれほど必要としない場所かもしれません。しかしキャンピングカーで全国を回って行くと春から秋の日本の気候は高温多湿が普通だと気づくはずです。暖房は着込んだり毛布・使い捨てカイロなどで簡単に暖を取れますが、冷房・除湿は簡単ではありません。

家庭では電気が通じているのが当たり前で、エアコンスイッチひとつ押せば解決するのですが、春頃からの日差しによる室内温度の上昇は断熱処理を行ったキャンピングカーであってもかなり上昇します。基本はまず窓を開けて空気の入れ替えを行い、家具類に蓄熱された熱を放出させます。エアコン無しの車ではエンジンを掛けなければ冷気が来ないし、キャブコンのように室内が広いと冷気が行き渡らないので、エンジンを止めて使える空調が必需品だと切実に感じるのです。

バッテリーで動くエアコンがあるのでしょうと尋ねられますが、家庭のエアコン動力であっても相当な電力が必要なのはご存知だと思います。仮にバッテリー駆動でできても能力を落として短時間が限界で気休めでしかありえません。キャンピングカー内を本格的に冷やすにはまず動力源として、「エアコンの能力に応じた」強力な発電機が必要となるのです。

 

●ルーフエアコン:米国製キャンピングカー専用クーラー「ポーラ・カブ」を採用しています。エアコンの種類として家庭用エアコンと比較されます。家庭用エアコンは各社から冷やす面積に応じた能力の製品が出ています。暑くなる地方でのエアコン設置では1クラス上の機種を設置するのが常識です。(真夏に涼しさを感じるためには)6−8畳用であれば20Aブレーカー1回路で使えます。12畳以上であれば電気は200V用のみとなり3相の200V(外部から家庭へは3本線で両端では200V出ています)を使います。必要能力からすれば200V発電機??・・・分からないですね。家庭用エアコンは天井に取り付け、風を上から下に送り出し表面から吸い込む循環を行っています。家庭用の特徴として風切り音を低くするため風速を抑え風量を豊かにして、エアコン真下がよく冷える場所になります。家庭用エアコンの故障として最も多いのは室外機の通気不足による排熱不足のようです。室外機の設置場所を誤ると車両エンジンの高温により十分な排熱が行えません。車両を止めエンジンを切った状態であれば影響を受けません。室外機を外に出すのが最良なのでしょう。使用条件化で異なりますが送り出すファンは横長の細かなフィンが回転しています。長く使っているとこのフィンにゴミが付着して送風量が低下します。フィンのゴミ取はちょっと大変ですね。でも静かさは魅力です。

家庭用エアコンとルーフエアコンの異なる点は風量・風速・冷気共に強力な点、室内を循環させる機能が根本的に異なること、キャンカーの大切な収納スペースを減らしてしまう室外機が不要で、屋根に全ての機能を載せる効率の良い一体型です。欠点として重量が屋根上に集中しますが定められた車両バランスは保っています。アメリカ製なので定格電圧は115V/60ヘルツですが日本の100Vでも十分な能力があります。発電機入力よりも外部から延長線で引き込むと100Vが90V以下まで低下して運転停止する場合もあります。

 ルーフエアコンの噴出し口は前後にあり、下部から吸い込む構造です。ベッドや居住スペースの隅々まで豊かな風量と風速により強力に冷気を送り出し、前後端に溜まった熱気を循環させて室内全体を早く冷やします。マックレーのエアコンは珍しい弱暖房付を採用しています。

 欠点として風量・風速が強力なために風切音が大きいこと、大量の冷気を生み出すために使用電気量が大きいことです。しかし暑いときに効いてこそ価値のある設備とマックレーでは考えています。米国の砂漠では命に係わる設備だけに故障を如何に食い止めるかは長年の市場供給でノウハウが詰め込まれています。マックレーも主要なパーツを米国から取り寄せて準備しています。空調は「見えないけれど」最も重要な設備です。夏にエアコン無しで過ごせるか実験すれば理解できると思います。

 

●発電機は電気の質と発電容量・音に問題点があります。モーターや照明程度の用途なら波形が角ばった(プラスとマイナスを単純に逆転させた波形)擬似サイン波の安い発電機で十分です。ただし間違ってマイコン制御製品を接続すると動かないか、回路を破壊して発火に至ります。マックレーで採用の発電機は家庭で使う商業電気と同じのきれいな波型のサイン波を出力する「インバータ発電機」で、ここに価値があるのです。擬似サイン波とサイン波では同じ出力でも無理に電気を使っていないため消費電力はサイン波のほうが少なくて済みます。さらに燃料を節約する「エコスロットルモード」も搭載されており、標準発電機は満タン12.7Lで最長20時間運転を誇ります。以前搭載していた擬似サイン波発電機は同じ程の容量で8時間でした。いかにエコなのかお分かり頂けると思います。

 発電能力の限界に近い使用電力(負荷)が架かるほど音は大きくなります。屋台で使う発電機は発電容量が少なく負荷の割合が高いのであのやかましさとなるのです。発電容量が大きくなるほど負荷の割合が減って静かになるのです。筐体の防音敷設状態でも差がでますが。

発電機の音の大きさは使える環境を左右します。エアコンの能力に応じた電気の使用量があり、エアコン能力の低い家庭用エアコンを使えば電気の使用量が少なく発電機の音も静かで済むメリットがあります。大きければ誰も居ないような広い場所か騒がしい環境でしか使えません。音の大きさは製造メーカーがあらゆる条件下でテストして最良になるように設計されています。無理な音の絞込みは夏に過熱して内部機器を破壊し発火に至りますので注意が必要です。マックレーの改造型発電機はトラブル発生率0%を誇る優れもので安心してお使い頂けます。発電機・ルーフエアコン共に走行中も使えます。使用条件にもよりますが走行中の使用では車両が揺れるのでオイルの使用量が増えます。オイルが減れば発電機は自動停止します。

バッテリーの電気は直流なので増設すれば容量アップは可能ですが、交流100Vは基本的に増設できません。容量アップや品質面で発電機を買い換えるには車両設備の変更も含め多大な出費が必要となります。電気容量・電気の質とエアコン能力で節約すると後の落胆で大きく堪えます。後悔先に経たずと云います。ここまで詳しくエアコン・発電機に語られた情報はないはずです。

 マックレーの車に搭載する発電機は奥様が簡単に始動できるセルキー付を採用。発電機容量もエアコンが無理なく動かせる2.8kwもありゆとりも十分です。長期間使う車だけにエアコンと発電機の選択の良否・バランスはキャンカーの運命を左右します。幾度も読み直してご自分のために十分に理解してください。マックレーはオール電化キャンピングカーを平成8年に発売して12年、最長の歴史を誇ります。最良の選択をお伝えできます。マックレーの車なら乗り換える必要はありません。十分に元がとれる車であることをデイブレイクユーザーは語っています。HPユーザーの声をご覧下さい。最後までお読み頂きありがとうございました。今後貴方様と長いお付き合いに発展できますように。
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